あの頃、俺たちは…

いやー、マジで懐かしいっつーか、もう遠い昔すぎて記憶の彼方だけどさ。 大学時代?キラキラしたサークル活動なんて、俺たちの辞書には無かったわ。ひたすらNiconicoと2ch(今は5chだっけ?w)の底辺に沈んでた日々。 深夜、一人、モニターの光だけを頼りに、あの独特の、ちょっとアレな空気にどっぷり浸かってたんだよな。 で、霧尾先生の名前、見かけたことある人、いる? 当時は「何だよこの作者、イカれてるだろ…」って、正直、若干引いてたんだよ。 だって、なんかこう、変な熱量と、絶対どこかおかしいんだけど、妙に突き刺さるセンスでさ。 「こんなもん描いて、飯食ってけるのかよ…」って、余計なお世話だって重々承知なんだけど、本気で心配になっちゃうレベルだったんだよな。 まさか、あの頃「ヤバい人」認定してたのが、こんな形で公式コミックスになるなんて、誰が想像しただろうか。 いや、俺もだけど。

『霧尾ファンクラブ』公式コミックス、ぶっちゃけどうよ?

で、届いたんだわ、例のブツが。 なんかもう、箱開ける前から変な汗かいちゃったわw 表紙見た瞬間、「あ、これ、いつもの霧尾先生だわ」って、安心したっていうか、逆にゾッとしたっていうか。 なんというか、あの独特の、ちょっと歪んでて、でも妙にエロい絵柄。 これが紙媒体でガッツリ読めるって、冷静に考えると、結構な覚悟がいるんだよな。 作品自体は、まあ、期待を裏切らない、いや、期待を「超えてくる」レベルで霧尾先生節炸裂してたわ。 あの、人間関係のもつれとか、承認欲求とか、そういうドロドロした部分を、あえて突き放したような、でもどこか生々しい視点で描くのが、マジで巧い。 最初は「またこのパターンか…」って思ってても、気づいたら画面に釘付け。 「うわ、これ、俺もやっちゃうかも…」って、他人事じゃなくなってくるんだよな、これがまた。 キャラクターも、なんていうか、みんな「普通」なんだけど、その「普通」の奥に、とんでもない「闇」が潜んでる感じが、たまらない。 セリフ回しも、いちいち「うっま」ってなる。 なんか、直接的な表現じゃないのに、言いたいことが全部伝わってくる。 いや、むしろ直接的じゃないからこそ、余計に想像力を掻き立てられるっていうか。 総じて、買って損はなかった…いや、むしろ、こういうのを待ってたんだろ、俺ら。 って、ちょっと自分に言い聞かせてる感もあるけどなw

小ネタ(※作者の知ったかぶり)

  • 設定の「リアル」さ: 霧尾先生の描く世界って、一見ぶっ飛んでるように見えて、実は「ありえそう」なギリギリのラインを突いてくるんだよな。あの微妙な「リアリティ」が、逆に怖さを増幅させてるんだわ。
  • サブタイトルのセンス: 各話のサブタイトルも、マジで秀逸。内容を的確に表してるんだけど、さらにその裏にあるものを匂わせるっていうか。あの言葉選びのセンス、マジで尊敬する。
  • 読後感の「悪さ」: 読み終わった後、なんかスッキリしないんだよな、これが。でも、それがクセになるっていうか。「なんかモヤモヤするけど、もう一回読んじゃうかも…」ってなる。これが霧尾マジックってやつか?

とにかく、あの頃から追いかけてる人も、初めて触れる人も、とりあえず一回読んでみてほしいわ。 ただし、精神的な健康には自己責任でなw 俺はもう、しばらくこの世界観に浸りっぱなしになりそうだよ。 わら。


*今日の手帖に記したモノ: 『霧尾ファンクラブ』公式コミックス