あの頃の俺(と、俺の部屋)

いやー、懐かしいっすねえ。覚えていますか?あの頃、俺の部屋ったら、それはもう…なんていうか、カオスだったわけですよw 漫画が壁一面にそびえ立ち、CDやらゲームソフトやらが床に散乱。その中で、俺はいつも、この「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック」を宝物のように抱きしめていたわけです。

夜遅くまで、親にバレないように部屋の明かりを消して、懐中電灯でページをめくる。あの頃は、インターネットなんて今ほど普及してなかったし、情報源は限られてた。だから、このガイドブックは俺にとって、まさに「導かれし者たち」だったんですよ。地図を片手に、迷宮の隅々まで探索し、最強の装備を求めて、敵を倒しまくった日々。あの頃は、本当に純粋にゲームを楽しんでいたなあって、遠い目になるわけですw 結論から言うと、あの頃の俺には、この本が世界の全てだった。

「ドラクエIV 公式ガイドブック」、今改めて見るとどうなのか?

で、最近、ふと物置から引っ張り出してきたわけですわ、この「ドラクエIV 公式ガイドブック」。いやー、表紙のホコリがすごいw ページは黄ばんでるし、なんかもう、ノスタルジーと加齢臭が混じったような香りがするわけですが、中身は…うん、やっぱりすごい。

まず、マップの精緻さね。この頃のスクエニ(当時はエニックスだけど)の気合いの入り方が半端じゃない。迷宮の構造はもちろん、宝箱の配置、敵の出現場所まで、事細かに載ってる。これは、当時のプレイヤーにとっては、まさに「神」だったわけですよ。攻略サイト?そんなもん、あったとしても、こんなに親切で分かりやすいもんじゃなかった。

キャラクターのデータも、ステータスはもちろん、装備品や呪文の習得レベルまで網羅。これを見ながら、どのキャラをどう育てていくか、延々と悩んでた記憶がある。特に、アリーナの会心の一撃率の高さとか、クリフトのザオリクに頼り切ってたとか、そういう細かい情報が、あの頃の冒険を鮮やかに彩っていたんだなあと。

ただ、正直、今見ると「え、こんな情報まで載ってたっけ?」って思う部分もある。例えば、NPCのセリフ集とか。まあ、それが当時の俺たちにとっては、世界観を深める重要な要素だったわけですが。あと、なんか攻略法がやたらと丁寧すぎるというか、今どきのプレイヤーからしたら、ちょっと過保護に感じるかもしれない。「○○を倒すには、△△の呪文を唱え、□□のアイテムを使うと良い!」みたいな。いや、そういうのは自分で発見したいんだわ、とw

でもね、やっぱり、このガイドブックには、あの頃の俺たちの「熱」が宿ってるんですよ。ページをめくるたびに、あの頃の興奮が蘇ってくる。なんていうか、単なる攻略本じゃなくて、俺たち「導かれし者たち」の記憶の断片なんだよな、これは。

小ネタ(これもまた、懐かしいw)

  • 隠し通路のヒント: ガイドブックには、直接的な隠し通路の場所は載ってないんだけど、NPCのセリフとか、ちょっとした表現で「あ、ここ怪しいな」って思わせるヒントが散りばめられてたんだよな。それを自分で見つけた時の快感ったら、もうたまらなかった。
  • モンスター図鑑のユニークな説明: ただのステータスじゃなくて、モンスターごとの生態とか、ちょっとした設定が書かれていて、それがまた面白かった。例えば、キングスライムの「王族の誇り」とかね。
  • 裏技(?)の存在: 残念ながら、この公式ガイドブックに明確な「裏技」が載っていた記憶はないんだけど、友達の間で「あのアイテムは実は…」とか、「あそこで○○したら…」みたいな噂話が飛び交ってた。そういう、不確かな情報もまた、ゲームの楽しみだったんだよなw
  • あの頃のイラスト: 昔のゲームって、キャラクターデザインとか、モンスターのデザインとか、今見ると「なんだこれ?」って思うこともあるけど、それがまた味なんだよな。このガイドブックのイラストも、あの頃の雰囲気をそのまま伝えてくれる。

まとめ

「ドラクエIV 導かれし者たち 公式ガイドブック」。今となっては、インターネットでいくらでも情報が出てくる時代。でも、この分厚くて、ちょっと黄ばんだ本を手に取ると、あの頃の自分の姿が鮮明に蘇ってくる。

正直、今、この本を片手にドラクエIVをプレイするかと聞かれたら、多分しない。だって、もう全部覚えてるしw でも、この本は、俺にとって単なる攻略本じゃない。あの頃の俺と、あの頃の「ドラクエIV」という世界を繋ぐ、大切な、大切な「聖典」なんだよな。

だから、これからも、この埃まみれのガイドブックは、俺の部屋の片隅で、静かに、でも確かに、俺の「導かれし者」としての証として、輝き続けるのだろう。…たぶんw


*今日の手帖に記したモノ: ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック