MAO 1-5巻セット、俺の青春(一部)と未来への投資(?)、語らせてくれ
あの頃、俺たちは何を見ていたのか…(遠い目)
いやー、まさか「MAO」を語る日が来るとはなw 誰だ、そんな顔で見てるのは。お前だよ、お前。20XX年、渋谷のブックオフで、埃まみれになった「MAO」の1巻を手に取った、あの瞬間の俺に聞こえているか? あの頃は、ほんと、何だったんだっけな。2chの片隅で、深夜アニメの感想を垂れ流して、ニコニコ動画でMAD見ては「神MADktkr」とか言ってた。あの時代、俺たちは確かに「熱」を持ってたんだよ。まぁ、今思えば、その熱の半分くらいは、ただの虚無感と、明日のバイト代への不安だった気もするがw
「MAO」、正直どうなん?
で、本題の「MAO」な。1巻から5巻まで、俺の手元に揃ったわけだが。正直、最初は「また、こういう奴か」って思ったんだわ。主人公、なんかこう、 jangly な感じ? いや、 jangly って言うと語弊があるな。どっちかというと、こう、空虚だけど、なんか底知れないポテンシャルを秘めてる、あのタイプ。最近のジャンプとかでもよく見るじゃん? あれとはまたちょっと違うんだよな。
絵柄もさ、最初は「うーん」ってなる人もいるかもしれん。でも、そこがいいんだよ。なんか、荒削りなんだけど、それが逆に「味」になってる。読んでいくうちに、この線のタッチとか、コマ割りとか、作者のこだわりが伝わってくるんだわ。特に、あのバトルシーンの迫力よ。なんか、ごちゃごちゃしてるようで、ちゃんと何が起こってるか分からせる、このバランス感覚。正直、才能だよな。
ストーリーも、最初は「まぁ、王道か?」って思ってたら、どんどん深みにはまっていく。伏線とか、後から「あー、なるほど!」ってなる仕掛けとか、そういうのが上手いんだわ。キャラクターも、主人公だけじゃなくて、脇を固める奴らも、みんな魅力的で。それぞれの背景とか、葛藤とか、そういうのがちゃんと描かれてる。だから、感情移入しちまうんだよな。
ただまぁ、難点もゼロじゃない。正直、展開が速すぎる場面とか、「え? ここでそーなる?」って思うところがないわけじゃない。でも、そういう「粗」も含めて、愛せるというか。掃き溜めみたいな2chの過去ログを漁ってた時と同じ感覚なんだよな。完璧じゃないけど、なんか、妙に惹きつけられる。それが「MAO」の魅力、っつーわけよ。
小ネタ
- 「MAO」の主人公って、どことなく俺の学生時代の「あの人」に似てるんだよな。いや、似てないか? やっぱり、俺の妄想だなw
- 5巻のあのシーン、マジで鳥肌立ったわ。あの後、しばらくページをめくる手が止まらなかったもん。
- 作者のTwitter、たまに見るんだけど、結構ぶっ飛んでて面白い。あぁ、この人があの「MAO」を描いてるのか、って思うと感慨深い。
- ちなみに、俺が「MAO」を読み始めたきっかけは、「あの掲示板」のあるスレで「これ、神 manga だろw」って言われてたから。あの頃は、みんな、色んな意味で「過激」だったんだよな。
まぁ、そんなわけで、「MAO」1-5巻セット、俺は買ってよかったと思ってる。これは、ただの漫画じゃない。俺たちの、あの頃の「何か」を呼び覚ます、タイムカプセルみたいなもんだ。お前らも、騙されたと思って読んでみろよ。多分、後悔はしない…はずだわw
*今日の手帖に記したモノ: 『MAO』 1-5巻セット