あの頃の俺と、陰陽術と、そして「百火」

いやー、なんかさ、ふと思い出しちまったんだけどさ。俺がまだ中二病こじらせて、必死こいて『封神演義』のカード集めてた頃の話よw あの頃はさ、なんつーか、世界が全部ファンタジーで、自分もなんかすごい力持ってんじゃないかって、本気で思ってたんだよなw んで、陰陽師とか、そういう異能系に無駄に憧れててさ。「陰陽五行」とか、字面だけで「おお…」ってなってたわけ。今思うと、マジで痛い奴だったわw

そんな、陰陽術っていう単語に過剰反応する性癖の俺からすると、『MAO』第8話「百火」ってサブタイトル見たとき、正直「来たか…」ってなったんだわ。高橋留美子先生が、まさかの陰陽術バトルに踏み込むとは。しかも「火」で、か。いや、火は熱いからな。熱い展開は嫌いじゃないけど、あんまりバチバチのバトル展開だと、俺の腰が耐えられるか心配でさw

「百火」、火の陰陽術に襲われる…って、展開が熱すぎて火傷するわ!

いや、マジで。今回の「百火」は、文字通り「百の火」って感じだったなw 登場人物たちが、次々と炎の術に襲われる様は、見ててハラハラしたわ。なんか、昔の陰陽道とか、そういうのに基づいてるのかな?とか、色々深読みしそうになったんだけど、留美子先生はそんな俺の深読みを、軽々と超えてくるんだよな、いつも。

今回の「百火」、正直、俺が思ってたような「呪術廻戦」みたいな派手なビジュアルバトルってわけじゃなかったんだよ。もちろん、炎が燃え盛る描写は迫力あったけど、それ以上に、その炎が持つ「力」とか「意味」みたいなものが、じんわりと伝わってくる感じ。なんていうか、ただの炎じゃなくて、そこに術者の意思とか、そういうのが乗っかってるっていうか。ああ、これが留美子先生の描く「陰陽術」なのか…って、妙に納得させられたわ。

で、襲ってくる側の陰陽術も、ただ「火を出す」だけじゃなくて、なんかこう、じわじわと精神を蝕んでくるような、そういう怖さもあったんだよな。火って、物理的な熱だけでなく、恐怖とか、そういう精神的なものも燃え上がらせる力があるじゃない? 今回の「百火」は、そういう側面もしっかり描いてて、さすがだな、と。俺も昔、暗闇が怖くて、部屋の電気つけっぱなしで寝てた時期あったけど、なんかそういう、根源的な恐怖を思い出させられたわw

小ネタ:火と陰陽道、そして留美子先生

今回の「百火」を見て、ふと思ったんだけど、陰陽道って、五行思想と密接に関わってるんだよな。火は「離」とか、そういう卦にも結びつくし、感情とか、情熱とか、そういうものを象徴するイメージもある。今回の話で、主人公たちがどんな「火」に襲われるのか、それがどんな意味を持つのか、っていうのを考えると、また一味違った見方ができるのかもしれない。

あと、高橋留美子先生って、意外とこういう「怪異」とか「神秘」みたいなものを描くのが上手いんだよな。昔の『うる星やつら』とかでも、宇宙人とか妖怪とか出てきたけど、あれもなんか、ただのSFとかホラーって感じじゃなくて、独特のユーモアと哀愁が混ざってたじゃない? 『MAO』も、そういう先生の持ち味が、今回の陰陽術バトルでさらに開花した感じがするわ。

正直、第8話にして、ようやく『MAO』の方向性が固まってきたなっていうか、俺の中で「これ、そういう作品なんだな」って腑に落ちた感がある。これからも、どんな「怪異」と「陰陽術」で俺たちを驚かせてくれるのか、楽しみで仕方ないぜw ま、俺の性癖の話は、また今度なw


*今日の手帖に記したモノ: 高橋留美子『MAO』第8話「百火」火の陰陽術に襲われる【先行カット】