いやー、マジかよって話なんだけどさ。ふと、中学〜高校時代?どっちでもいいんだけど、とにかく『葬送のフリーレン』に人生狂わされてた頃を思い出したわけ。アニメも漫画も、もう何周したか覚えてねーレベルで。で、当時、ライブでやってたオーケストラとかのやつ、ボイスメモで録音してウォークマンで延々と聴いてたんだわw あの頃の俺に「お前、将来この楽譜集買うことになるぞ」って言ったら、「は?何言ってんだこいつ」って顔されること間違いなし。マジで。

で、今回手に入れたのが『葬送のフリーレン』コンサートの楽譜集なわけだけどさ。ぶっちゃけ、買う前は「また collector’s edition かよ、金かかるな…」って思ってたわけよ。よくあるじゃん?適当なアレンジの楽譜集とか。でも、これは本気度が違うんだわ。

まず、選曲がいい!オープニング、エンディングはもちろん、劇中で流れてたBGM、「旅立ちの時」とか「魔法使いの剣」とか、「あー!この曲!」ってなるやつ、ちゃんと入ってる。しかも、ただのメロディー譜だけじゃなくて、伴奏譜もあるのが神。ピアノで弾く分には十分すぎる。自分で採譜してた時代からすると、隔世の感があるわw

で、アレンジもさ、原作の雰囲気を壊してないのがマジで凄い。壮大すぎず、チープでもない。フリーレンの切なさとか、仲間との絆とか、そういうのがちゃんと音で表現されてる感じ。楽譜見てるだけで、あのシーン、このシーンが頭の中で再生されるんだわ。これは、ある意味「禁断の書」なんじゃないか?ってちょっと思ったくらい。

ただまあ、正直に言うとだよ?演奏レベルが結構高い部分もある。「ここでこんな難しいコード挟むんかーい!」ってなる。俺みたいな素人がいきなり弾けるかっていうと、ちょっと練習は必要だけどさ。でも、それがまたいいんだよな。「コンサート」の楽譜集なんだなって実感できる。なんか、ただのカラオケじゃなくて、ちゃんとした音楽やってる感が出る。

ここだけの話なんだけどさ。この楽譜集、よく見ると、ちょっとした「あの頃」の俺たちみたいな痕跡が残ってる気がするんだわ。例えば、楽譜の隅っこに「(c)Madhouse」とか「(c)Aniplex」とか書いてあるのは当たり前なんだけど、なんか、そういうところじゃなくて、その…「曲への愛」みたいなのが、なんか、滲み出てるんだよな。

例えば、「〇〇(作曲者名)先生、あの曲のあの部分、マジで神ってます」とか、そういうツッコミを入れながら楽譜を見てる俺みたいな人間が、もし当時いたら、きっとこの楽譜集をボロボロになるまで弾いてたんだろうなーって。そういう、「聴くだけじゃ飽き足らなかった」あの頃の情熱が、この楽譜集には宿ってるんじゃないかって、ちょっと思ったわけ。だから、これを手にした奴は、多分俺と同じような気持ちになるはず。うん、多分ねw

ってなわけで、フリーレン好きで、ちょっとでも音楽に触れることがある奴は、これ、マジで買いだと思うぞ。後悔はしない、はずだわw


*今日の手帖に記したモノ: 『葬送のフリーレン』コンサート 楽譜集