あの頃の俺と、レンタルビデオ屋と、ティガ

いやー、まさかこんな日が来るとは思わなかったんだよ。俺がまだ小学生か中学生だった頃、近所のレンタルビデオ屋に足繁く通ってたんだ。毎週「ウルトラマンティガ」のビデオを借りてきては、宿題もそっちのけで、親に「もう寝なさい!」って言われながらも、それこそ血眼になって観てたんだよね。あの頃の俺、マジで「ティガ、最高!地球の平和は俺が守る!」って本気で思ってたもん。ビデオデッキの「ウィーン」って巻き戻し音、テープが擦れる独特の匂い、あの頃の全てが、今でも脳裏に焼き付いてるんだわ。

で、今になって「ウルトラマンティガ Blu-ray BOX」とか出ちゃうわけ。正直、買うのをめちゃくちゃ迷ったよ。だって、あの頃の熱狂とか、あのVHSのザラザラした grainy な画質とか、あのちょっと「味」のあるテカテカしたデザインとか、そういうのが全部「俺の青春」そのものだったじゃん?それをいきなり高画質、高音質で観ちゃって、なんか「あの頃の俺」が、いわゆる「解像度高すぎて逆に粗が見える」みたいな感じで薄れちゃうんじゃないか、みたいな。そんな寂しいこと、あっていいわけ?w

でもね、結局、買っちゃったんだよ。うん。だって、あの頃の特撮って、今見ても「こんなに凄いのか!」って思うくらいガッツリ作り込まれてるんだけど、なんかこう、独特の「手作り感」というか、「味」みたいなのがあったわけじゃん?それが、最新の技術でどう蘇るのか、あの頃の感動がさらに増幅されるのか、あるいは…いや、それは考えまい。どうしても見てみたくなっちゃったんだわ。で、届いた箱を開けてみたら…うん、まあ、予想通りというか、予想を遥かに超えてきたというか。

BOX開封と、その中身への「(良い意味での)毒電波」

まず、箱からしてね、なんか「うおおお!」ってなるわけ。ちゃんとティガのシルエットとか、あの印象的なカラータイマーとか入ってて、ファンなら「うおお、これは買いだわ」ってニヤニヤしちゃうデザイン。で、中身はディスクが何枚か入ってるんだけど、これがまた、マジで「綺麗」。昔のVHSじゃ、もうブロックノイズの塊で、怪獣のディテールなんて「なんかモヤッとしてるな」くらいだったんだけど、Blu-rayだと、あのGUTSの基地の緻密なセットとか、怪獣のスーツの質感とかが、びっくりするくらい鮮明に見える。

「え、こんなに作り込んでたんだ?!」って、毎週のように言ってたもん。特に、変身シーンとか、巨大な怪獣との戦闘シーンとかね。あの頃は、まだCGなんて、今みたいに当たり前じゃなかった時代だから、実写の俳優さんとミニチュアのセット、そして特効の組み合わせが本当に凄かったんだよ。それがBlu-rayで見ると、セットの素材感とか、怪獣のスーツアクターさんの、あの絶妙な「動き」とか、そういうのが、まるで目の前で繰り広げられてるかのようにダイレクトに伝わってくる。

たださ、正直言うと、あの頃の「勢い」みたいなのが、ちょびっと薄れる気もするんだよね。画質が良くなりすぎて、逆に「あ、なんかおもちゃっぽいな」とか、「この着ぐるみ、ちょっと雑な作りだな」とか、そういう「手作り感」が、なんかこう、剥き出しになっちゃうんじゃないかって。もちろん、それはそれで「味」があって良いんだけど、なんかこう、あの頃の「粗さ」も含めて、全部ひっくるめて愛してたんだなって、改めて実感したわけ。それでも、全話HDリマスターとか、聞くだけでテンションMAXになるんだけどさw

小ネタ(全部俺の脳内設定かもしれない)

  • エンディングテーマについて: 「君だけを守り抜きたい」… いや、あの頃は「(俺だけの)地球を、(俺だけの)平和を、守り抜いてくれ!」って、もう必死で念じてたわw あの曲、今聴いてもエモいんだよな。Blu-rayで、よりクリアな音源で聴けるのは、もう感謝しかない。
  • 怪獣デザイン: ティガの怪獣って、なんか人間味というか、ちゃんと「物語」がある怪獣が多くて、それがまた深かったんだよな。ただ、Blu-rayで細部まで見ると、「あれ、この着ぐるみ、よく見たら意外とテキトーだったりする?w」とか、そういう「開発秘話」みたいなのを想像しちゃう部分もある。でも、それがいいんだよ、きっと。
  • TPCの技術力: あの時代に、あんなに未来的な基地とか、あんなにスピード感のある戦闘機とか、よく作れたもんだと、今でも感心する。現代の技術で「もしあのTPCの技術が実在したら…」って考えると、もうワクワクが止まらない。まあ、現実には無理だろうけど、浪漫だよね。

*今日の手帖に記したモノ: 『ウルトラマンティガ』Blu-ray BOX