あの頃、俺たちは皆、ミートくんだった。

いや、厳密には「ミートくんになりたかった」んだよな、あの頃は。小学校の運動場とか、友達と「キン肉マンごっこ」で汗だくになってたわ。もちろん、俺はいつもテリーマンかロビンマスク役。なんでって? そりゃ、ミートくんは「あのポジション」だからだろww 叫んで、吹っ飛ばされて、たまにキン肉マンに「ミート!」って抱きかかえられるだけの、あの儚い役回り。それでも、なんか憎めないんだよな、あの独特の可愛さ。

で、大人になって、まあ、色々あって、気がついたら部屋の片隅にミートくんのソフビが転がってたわけだ。なんで買ったのか、自分でもマジで覚えてない。たぶん、あの頃の自分に「おい、お前、こんな大人になっちまったぞ」って見せたかったのか? いや、単にネットの海を漂ってて、ポチっただけなんだろうな。なんか、ふと目に入って、抗いがたい衝動に駆られて…買っちゃったんだわww

で、このミートくんソフビ、ぶっちゃけどうなのよ?

正直、写真で見た時は「うーん、なんか、ちょっと違うんだよな」って思ったんだ。あの、アニメで脳裏に焼き付いてる、ちょっと鼻がへしゃげた感じの、あの愛嬌あふれる顔じゃない。でも、実物を手に取ってみると、これがまた「アリ」なんだよ。

まず、このサイズ感。想像してたよりデカい! そして、この「ソフビ」特有の、なんとも言えない、あの「ゴムの匂い」ww これだよ、これ! 懐かしすぎて泣ける匂いだわw なんか、駄菓子屋の片隅で買った怪獣消しゴムとか、そういうのを思い出すんだよな。

造形は、まあ、値段考えたら文句言うほどじゃない。ちゃんとミートくんしてる。でも、なんか、こう…「魂」が足りない? いや、贅沢かw ソフビに魂とか求めてる時点で、俺も大概オタクだなw でも、やっぱり、あの、ちょっと間抜けな表情とか、あの、なんだっけ? 「マッスル!」って叫んでる時の、あの、必死な顔が再現されてたら、もっと最高だったんだけどな。

でも、この「無表情」とでも言うべき、なんというか、底知れない虚無感? これが、逆に今の俺たちの「リアル」なのかもしれないな、とか思ったり。なんか、深読みしすぎかww

小ネタ(補強)

  • 「キン肉マン」連載開始は1979年。 俺が生まれる「遥か前」だよ、当たり前だがww
  • ミートくんのフルネームは「ミート・ザ・フラッシャー」 らしい。知ってた? 俺はマジで知らなかったわww なんか、強そうな名前でちょっとビビった。
  • ソフビの「ソフビ」って、ソフトビニール(Soft Vinyl)の略 なんだよな。まあ、常識かww

結論(熱量マシマシ)

このミートくんソフビ、買う価値があるかって? うーん、正直、狂信的なキン肉マンファンなら、まあ、買っても「後悔」はしないんじゃない? ただ、あの頃の「感動」とか「熱量」をそのまま求めてると、ちょっと肩透かしを食らうかもしれない。

でも、俺は気に入ってる。だって、こいつがいるだけで、なんか、俺の部屋が、ほんの少しだけど「あの頃」に近づいた気がするんだ。たとえ、それが、ちょっと残念な大人になった俺の、さらに残念な部屋だったとしてもww

まあ、たまには、こういう「懐古」の沼にどっぷり浸るのも悪くないってことだな。それじゃ、またなんか「エモい」のとか見つけたら、熱量高めに書くわ! じゃあな!!


*今日の手帖に記したモノ: 『キン肉マン』ミートくん ソフビフィギュア