あの頃、俺とお前と、そしてアビス

いやー、懐かしいな。あれは確か…俺がまだ、親の脛かじりながら、夜な夜な2chで「アビス 考察」とか漁ってた頃だったか。NiconicoでMAD見ては「このシーン、原作だとこんなだったのか…」って、震えながら深夜コンビニのバイト代を貯めてたんだよな。で、ついに全巻セットを買った時の開放感!あのずっしりとした重み、ページをめくるたびに広がる絶望と冒険。あれは、単なる漫画じゃなくて、俺たちの青春そのものだったわけだわw

『メイドインアビス』深淵への誘い 漫画 全巻セット レビュー

で、今回紹介するのは、この『メイドインアビス』の全巻セットなわけだが。正直、今更感もあるだろ? アニメも後半までやってるし、映画も出てる。でも、なんでまた今、全巻セットなのかって? そりゃあ、あの「深淵」の広がりを、文字通り「全」で感じたいからだろ。

このセット、まず箱がしっかりしてるんだわ。なんか、アビスの入り口に立つような、そんな厳かな雰囲気。開けてみると、まあ、いつものアビスなんだけどね。あの、絵柄の可愛らしさと、内容のグロテスクさのギャップ。これがまた、たまらねえんだわ。

リコがレグを掘り出すシーンから始まるわけだが、この辺はまだ「希望」なんだよな。子供たちの冒険譚、みたいに見える。でも、深層に進むにつれて、どんどん「人間」じゃなくなる。リコがああなって、ナナチがああなって…まあ、ネタバレはしないけどさ。正直、読むたびに「俺、何のためにこんなもん読んでんだっけ?」って自問自答するんだけど、それでもページをめくる手が止まらない。この中毒性、麻薬だよ、麻薬w

竹書房から出てるだけあって、紙質も悪くない。インクの乗りもいいし、コマ割りの絶妙さも健在。冨樫義博先生みたいな「待て!」って感じじゃないけど、つくしあきひと先生の描く「間」とか「静寂」が、この紙媒体だとより際立つんだよな。アニメだと、どうしても「音」とか「動き」で補完されがちだけど、漫画は「想像力」に委ねられる部分が大きい。だからこそ、この全巻セットで、あの「絶望的な美しさ」を、じっくり噛み締めたいわけだ。

まぁ、でもね。正直、これを読んで「俺もアビス探検するぜ!」なんて思う奴は、まずいないだろうけどなw ただ、あの「未踏の地」への憧れとか、残酷な現実を受け入れる強さとか、そういうのを「疑似体験」するには、これ以上のものはないんじゃないか? 俺は、このセットを眺めては、あの頃の自分を思い出して、ちょっとだけニヤニヤしてるわけだわ。

小ネタ

  • 箱の裏の「遺物」: セットの箱の裏には、作中に出てくる遺物のイラストが描かれているんだわ。これ、意外と知らない奴いるだろ? ちゃんと「火葬砲」とか「双眼鏡」とか、細かいところまで描かれてて、ニヤリとさせられる。
  • 特典の「探窟記録」: セットによっては、限定の特典が付いてきたりするんだよな。探窟記録みたいな冊子とか、ポストカードとか。こういう「おまけ」に弱いんだよ、俺たちw もちろん、俺も全部ゲットしてるわけだわ。
  • 「ナナチ」人気: やっぱり、ナナチは別格だよな。この全巻セットを買う奴の半分くらいは、「ナナチのグッズも付いてくるかな?」って期待してるんじゃないか? 知らんけどw

ま、とにかく、アビスが好きなら、この全巻セットは「買い」だわ。場所は取るけどなw


*今日の手帖に記したモノ: 『メイドインアビス』深淵への誘い 漫画 全巻セット