嗚呼、あの頃の俺と特撮…(遠い目)

いやー、なんかね、ふと古本屋でコレ見つけたんすよ。『東映オープニングテーマ映像集 懐かしのオープニングテーマ1950’s~1980’s [DVD]』。で、なんかもう、買うしかないっしょ、これ。

昔、俺がまだ小学生だった頃かな。日曜の朝とか、テレビの前で正座して見てたんすよ。あの、なんつーか、映像が粗いんだけど、妙にカッコいいオープニング。今思えば、CGなんて一切なくて、ひたすら実写と、ちょっとチープな特効と、あと、あの独特の「東映!」ってロゴがドーン!って出るやつ。あれで、もうワクワクが止まらなかったんすよね。

友達と「今日の〇〇(怪人名)はどんなデザインかな?」とか、「あの爆発シーン、どうやって撮ってんだ?」とか、語り明かしたもんですよ。もちろん、当時はDVDなんてなくて、ビデオテープ擦り切れるまで見てたわけですけど。

んで、このDVD。正直、見る前は「まあ、懐かしくても、今の高画質に慣れた目にはキツいかな?」とか思ってたんすよ。ところがどっこい。

実際見てみたら、これがまた…

いや、マジで「なんだこれ?」の連続なんすよwwww。あの、なんか、子供騙しにも見えなくはないんだけど、それがまた愛おしいっていうか。

例えば、『仮面ライダー』の初期のやつとか、なんかこう、カメラワークが荒いんだけど、ライダーキックの瞬間の「ズン!」って効果音と合わさって、ゾクゾクするんですよね。あとは、『秘密戦隊ゴレンジャー』とか、『ジャッカー電撃隊』とか。あの、メンバーがズラッと並んで「出撃!」みたいなシーン、何度見ても飽きない。

もちろん、中には「え、これ本当にテレビで流れてたの?」みたいな、今見ると「うーん…」ってなっちゃうのもあるんすけど、それがまた、この時代ならではの「味」なんだろうなって。なんか、そういう「勢い」みたいなものが、今の洗練されすぎた映像にはないんですよね。

あと、特筆すべきは、あの音楽。ですよね。あの、耳に残る、なんというか、魂を揺さぶるようなメロディー。映像と音楽が一体となって、あの頃の記憶がフラッシュバックするんですよ。酒が進む、マジで。

小ネタ(知ってたらマウント取れるぞw)

  • あの「東映!」ロゴの変遷: DVD見てると、年代ごとにロゴの形とかアニメーションが微妙に変わってるのが分かるんすよ。初期のシンプルなやつから、どんどん派手になっていく感じ。マニアックだけど、結構面白いポイント。
  • 「VFX」と「特撮」の狭間: 1980年代に入ってくると、ちょっとだけ「VFX」っぽい表現も出てくるんだけど、まだまだ「特撮」の域を出ない、あの独特のテカり具合がたまらない。CG全盛の今だからこそ、あの「手作り感」が輝いて見えるんすよね。
  • 未公開カットとかある? → ないよ! まあ、期待はしてなかったんだけど、ちゃんと「オープニングテーマ映像集」なんで、本編の未公開シーンとかは当然ないです。そこは「そういうもんだ」って割り切って楽しむのが吉。

総評:懐古厨にはたまらん代物

正直、これを買って「感動した!」とか「泣ける!」とか、そんな大それたもんじゃないんすよ。でも、なんかこう、心の奥底にあった、あの頃の「熱」とか「憧れ」とか、そういうのがフツフツと蘇ってくる感じ。

「昔は良かった」って言うつもりはないけど、あの頃の、ちょっと不器用で、でも全力で「カッコいい」ものを作ろうとしてた、そういう熱量みたいなものは、やっぱり今でも色褪せないなって思いましたね。

DVDラックの片隅にでも置いておいて、たまに眺める。それだけで、ちょっと元気になれる。そんな、俺みたいな「懐古厨」には、間違いなくオススメできる一品ですわ。

…いや、ホント、買ってよかった。マジで。w


*今日の手帖に記したモノ: 東映オープニングテーマ映像集 懐かしのオープニングテーマ1950’s~1980’s [DVD]