いやー、まさか「機動警察パトレイバー」と「上海亭」の中華風カレーがコラボする時代が来るとはね。正直、発表された時「は?何だよそれ?」って思ったのが本音だわ。だって、レイバーですよ?あの重厚で、泥臭い、それでいてどこか人間味あふれるあのレイバーですよ。それが、中華風カレー?しかも上海亭?

昔、俺がまだ10代後半で、2chのレイバー板で毎晩のように「シャフトじゃねぇ、本物だ!」とか「バビロンプロジェクトはロマンの塊」とか語り合ってた頃には、想像すらできなかった組み合わせだわ。あの頃は、みんなで夜中に集まって、ボロボロのVHSで劇場版観て、感想を語り明かしてた。あの熱量、今思うとちょっと引くけど、でも楽しかったんだよな。

さて、肝心のカレーの話だ。パッケージは、あのイングラムのシルエットに、上海亭のロゴ。悪くない。というか、こういうコラボって、デザインでまず「おおっ」って思わせないと始まらないから、そこは合格点だわ。

で、味。一口目。…うん、中華風だわ。ごま油の香りがまず立つ。そして、スパイス感。でも、辛すぎるってわけじゃない。どっちかっていうと、家庭で食べる中華風炒め物に近いような、素朴な旨味というか。上海亭らしい、どこか懐かしさも感じる味。

しかし、ここで俺のオタク的センサーが反応するわけだ。「中華風」って、具体的に何が「中華風」なんだ?って。具材は、豚肉と玉ねぎがメイン。まあ、普通だわな。でも、なんかこう、隠し味でオイスターソースとか、豆板醤とか、そういうのが入ってるんだろうなっていう予想はつく。それが、レイバーとどう結びつくのか、正直、開発者もそこまで深く考えてないんじゃないか?って疑いたくなる気持ちもある。

でも、食い進めていくうちに、不思議と「まあ、これでいいか」って思えてくるんだわ。なんか、レイバーって、ああいう「日常」の中にある、ちょっとした非日常なんだよな。戦車とか、最新兵器とかじゃなくて、ああいう「働くロボット」だからこそ、そこに「中華風カレー」っていう、どこにでもあるようなものが、意外と馴染むというか。

あの、太田功が、休憩中にインスタントラーメン啜ってるシーンとか、思い浮かぶわけよ。あんな地獄みたいな現場でも、飯は食うんだ、と。それと同じで、レイバーが活躍する世界にも、ああいう「庶民的な味」があっていいんじゃないか、と。そういう無理矢理なこじつけができるのが、オタクのいいところであり、悪いところでもあるんだよなw

正直、gourmet なカレーを期待してる奴には、絶対におすすめしない。これは、そういうんじゃない。これは、「機動警察パトレイバー」という作品への愛と、上海亭という店へのリスペクトが、奇跡的に(?)融合した、ある種のアート作品なんだよ。いや、アートって言い過ぎかw

でも、あの、レイバーのプラモデル作りながら、これ食べたら、なんかこう、気分は盛り上がると思うよ。うん、多分。

小ネタ

  • このカレー、パッケージに「特車二課仕様」とか書いてないのが、逆にリアルでいいわ。そういう細かい設定を無理に押し付けない感じ。
  • 正直、パッケージのイングラムが、ちょっとカクカクしてるように見えなくもない。まあ、これはこれで「味」なのかもしれない。
  • 上海亭の店員さんに、「このカレー、レイバーと関係あるんですか?」って聞いたら、若干困った顔されたわ。うん、そりゃそうだw

とりあえず、ごちそうさまでした。次は何とコラボするんだろうな、レイバー。もしかしたら、カップ焼きそば「U.F.O.」とか、そういうのもアリなのかもしれない。なんか、そういう「意外性」に期待しちゃうんだよな、俺たちって。


*今日の手帖に記したモノ: 機動警察パトレイバー × 上海亭 中華風カレー