あの頃、俺たちは何に夢中になっていたのか…(遠い目)

いやー、なんかさ、テレビで『ボトムズ』の劇場版が無料放送だって? はぁ? 時代も変わったもんだわw 俺らがガキの頃なんて、そんなもんBSだかCSだかでしか見れねー、みたいな高級品だったわけよ。で、どうしても見たくて、近所のレンタルビデオ屋(あったっけ?もう記憶があやふやだわw)で借りてきて、親にバレないように夜中にこっそり見たもんだ。あのVHSの砂嵐と、ちょっとだけ聞こえる友達の声が懐かしいわw 「もうちょっと音量上げろよ!」とか言われながらさ。

で、そんな時代を懐かしんでる(フリしてる)俺たちに、まさかの「ATM-09-ST 改造用パーツセット」だってよ。しかも劇場版記念とか、そういうノリで。正直、なんで今さらSTなんだよ、って思ったね。まあ、あの頃、一番最初に手にしたスコープドッグがSTだったって人も多いだろうし、そういう層を狙ってんだろーな、とは思うけどさ。

ぶっちゃけ、コレで俺らは満足できるのか?w

で、届いたわけよ、このセットが。箱はね、まあ普通。ボトムズ特有の、なんとも言えない「無骨さ」みたいなのは出てるけど、それ以上でも以下でもねー。で、中身。STのキット本体は別売りなんで、そこは注意な。これはあくまで「改造用パーツセット」だから。

で、肝心のパーツなんだけど、ぶっちゃけ「これだけ?」って思う部分もあるわw いや、確かにね、STをより「あのシーン」っぽくできるようなディテールアップパーツとか、新規金型で再現された武装とか、そういうのは入ってるんだよ。例えば、あの「ゲロゲロ」って鳴きそうになるような、独特な形状の頭部バイザーとかさ。あれ、キットだとちょっとダルかったりするから、こういうのはありがたいっちゃありがたい。

たださ、正直、俺らが一番欲しかったのって、もっと「あの頃」の熱量みたいなもんなんだよな。なんか、プラモ作ってると、あの頃、友達と「ここの塗装どうする?」とか、「あのデカール、どこから持ってきたんだよ?」とか、ああだるい…いや、楽しかった記憶が蘇るわけよ。そういう「体験」に繋がるような、なんかこう、もうちょっと「仕掛け」があってもよかったんじゃね?って気もしなくはない。

でもまあ、文句ばっか言ってても仕方ねーわな。結局、こういう「記念」とか「限定」とか、そういう言葉に弱いのが俺たちなんだよw そして、STをもう一体買って、このパーツセットで「あの頃」の俺に、いや、むしろ「今の俺」に、とっておきのSTを作ってやろう!って、そんな風に思っちまうんだから、タチが悪いわw

小ネタ:みんな、ちゃんと「あの」セリフ言える?w

ところでさ、この「ATM-09-ST」。正式名称なんだっけ? って、知らねー奴いねーよな?w まあ、念のため言っとくけど、「アーマードトルーパー」な。で、STってのは「スタンダード」の略だって、知ってた? 意外と知らねー奴とかいそうで怖いんだがw

あと、劇場版といえばさ、あの「キリコ」がさ、なんかこう、もう言葉で説明できねーくらいの「覚悟」みたいな顔してるじゃない? あの顔を再現するデカールとか、そういうのが入ってたら、俺、マジで泣いてたかもしれん。いや、泣かねーけど。でも、そういう「心」みたいなものが、もうちょっと欲しかったなって。

まあ、でも、こういうアイテムが出ること自体が、まだ『ボトムズ』を愛してる奴らがいるってことなんだろ? それは、それで、悪くない話かもしれんな。よし、とりあえず、もう一体ST買うか…w (現実逃避)


*今日の手帖に記したモノ: 『ボトムズ』劇場版 テレビ初無料放送記念 ATM-09-ST 改造用パーツセット