あの頃、俺たちは何を見ていたのか…(震え声)

いやー、まさか、あのくりまんじゅうがねんどろいどになるとはな。俺が中学生くらいだったか? 2chで「ちいかわ」がバズり始めた頃、まさにあの「なんか小さくてかわいいやつ」ってフレーズが、俺たちの日常にジワジワと侵食してきたんだよな。当時はさ、もっとこう、カオスで、シュールで、たまにゲスいネタが飛び交ってた2chの片隅で、こっそり「ちいかわ」の可愛さに癒されてたんだ。NiconicoでMAD動画漁ったり、スレでAA貼ったり。あの頃の俺たち、一体何を求めてたんだろうな…? まあ、今となっては「あの頃は良かった」とか言うつもりはないんだけど、あの漠然とした虚無感と、そこから生まれる奇妙な連帯感は、今でも忘れられないわけ。で、そんな俺たちの心の片隅にいた(かもしれない)くりまんじゅうが、まさかの立体化。なんか、感慨深いというか、なんというか。

ねんどろいど くりまんじゅう、実物はどうなのよ?

で、届いたわけよ、くりまんじゅうねんどろいど。箱はいつものねんどろいどのクオリティ。うん、まあ、安定してる。で、開封。第一印象としては、「あ、くりまんじゅうだ」って感じ。いや、当たり前なんだけどさw あの独特のフォルム、再現度高いわ。あの、なんか、どこか虚無を湛えたような表情。これがねんどろいどになると、なんか妙に愛らしく見えるんだよな。不思議なもんだ。

付属パーツも、まあ、ねんどろいどとしては標準的かな。あの、おまんじゅう持ってる手とか、あの、なんていうか、ちょっと困った顔みたいなやつとか。色々なポーズで飾れるのはいいよね。でもさ、正直、ここまで来ると、この「虚無」をどう表現するかがキモなんだよな。どんなに可愛くても、この、なんかこう、人生の深淵を覗き見ているかのような、あの独特の空気感。それをねんどろいどでどこまで再現できるかっていうのが、俺たちみたいな古参(?)からすると、ちょっと気になるポイントなわけ。

あと、塗装ね。あの、ねんどろいどの宿命というか、ちょっとしたハゲとか、ムラとかは、まあ、ある。でも、このくりまんじゅうに限っては、それが逆に味になってる気もしなくはないw むしろ、完璧すぎてもなんか違うんだよな。あの、ちょっと雑な感じが、逆にくりまんじゅうらしさを引き立ててるというか。いや、褒めてるんだか貶してるんだか、自分でもよくわからなくなってきたわw

小ネタ:くりまんじゅうと「あの頃」のネット文化

そういえば、くりまんじゅうって、初期の頃はもっとこう、意味不明な存在だったんだよな。なんか、急に現れて、意味不明な行動したり、謎の鳴き声を発したり。それが、SNSでバズって、二次創作とかも色々出てきて、どんどんキャラクターが確立されていったわけ。この流れって、昔の2chとかの文化と似てるんだよな。何気ない書き込みから、AAが生まれたり、キャラが定着したり。ある意味、ネットの集合知が生み出した、現代の怪談みたいなもんだよ、くりまんじゅうって。

このねんどろいどを見てると、あの頃、俺たちがインターネットで何をしてたのか、何を求めてたのか、そういうことを色々思い出させてくれるわけ。もちろん、今だってインターネットは俺たちの虚無を埋めてくれるんだけど、あの頃の、もっとこう、原始的で、カオスで、でもどこか純粋だった時代の雰囲気を、このちっちゃなフィギュアに感じてしまうんだわ。まあ、そんなこと考えてる時点で、俺も立派な「おじさん」ってことなんだろうけどなw でも、いいんだ。このくりまんじゅう、結構気に入ったわ。


*今日の手帖に記したモノ: ねんどろいど くりまんじゅう『ちいかわ』